一筆書き切符の旅(新潟・福島編) (part8)



 ラウンジ車両には、こちらのように、和風ラウンジと呼ばれる、ボックスシートが4区画あります。

テーブルもありますので、グループには、最高の場所です。

ちなみに、ここはフリースペースですので、早い者勝ちです。
 座るとこんな感じになります。
とても、列車内とは思えないつくりになっています。
 売店の壁には、メニュー表がずらりと並んでおり、特にお酒類のメニューが豊富でした。  さすがに、米どころといった感じです。
 また、ラウンジ車両には、このように「きらきらうえつ」が走行する区間の沿線を紹介するコーナーがありました。
 再び、一番後ろの簡易スペースへ行くと、車掌さんは同じ人でした。

この日は、若い女性の車掌さんが往復を担当していました。

この車掌さんは、まるで客室乗務員のごとくサービスが良かったです。
 16時11分、定刻どおり酒田駅を離れました。

雪だった天気がだんだんと回復してきました。 
 田んぼが広がる、庄内平野を時速120kmで突っ走ります。
 庄内平野が果てると、海岸線に沿って走るため、速度が落ちます。

やはり、海が見えるところでは、ゆっくりと走ってもらいたいのが、心情ですよね。

海が見える頃、天候も再び、雪となってしまいました。
 16時54分、あつみ温泉駅に到着しました。

ここで、大量に乗客が乗り込みました。

 よくみると、行きに乗った乗客ばかりが乗り込んでおり、この「きらきらうえつ」が目的で乗車していることがわかりました。

わたくしも、その一人なんですが・・・
 吹雪いているような雪が降りながら、日本海の高波を眺める・・・
自然の脅威を感じることが出来ました。
 日本海が見えなくなり、まもなく、村上駅・・・というところへ来ると、車内灯が消えてしまいます。
これは、交流電気から直流電気へ変わる為です。 この無電(電気が変わる)区間は、数十秒続きます。

これを知らなかった、子供達は、急に電気が消えてしまったことに驚き、騒いでいました。
 無事、直流電気に変換し、車内灯が点灯しました。
そして、17時40分、村上駅に到着しました。

驚いたことに、ここでも大量の乗車がありました。
観光で訪れてきた人たちが帰るのには、ちょうど良い時間帯でしたので、利用が多いのも納得できます。
 ホームは、あの午前中の騒ぎはなく、静まっていました。
 そして、村上からは、平坦な路線となるため、時速120kmで飛ばし、18時28分、終点の新潟駅に到着しました。

快適だった、「きらきらうえつ」の旅が終わりました。 
また、乗りたい・・・と、そんな思いにさせてくれる車両でした。
 そして、ここからは、こちらのSきっぷを使って、長岡まで行くことにします。

この切符、新幹線の自由席にも乗れるので、便利です。
 このSきっぷを使って、上越新幹線に乗ることにしました。

19時06分発の「とき」号に乗ります。車両は、200系です。
 車内は、大きくリニューアルされており、座席の色が特徴的でした。

車内は、新型車両並のリニューアルとなっていました。

自由席は、一番前に座ったせいか、乗客は、たったの4人しかいませんでした。
 時速240kmで飛ばして、19時29分、長岡(ながおか)駅に到着しました。
 やはり、新幹線は速いです。


 しばらくすると、反対車線から、MAXとき号が到着しました。

 ご覧のようにE4系の二階建て新幹線です。 先頭部を見ると、すごく特徴的な形をしているのが、この横からの画像で、分かりますね。
 改札を出ると、新潟在住のネット仲間で、どらめっとメーリングリストの管理人である、しらさんとお会いしました。

かれこれ、4年近く交流している、ネット仲間の方です。
 駅にある食堂で、こちらのラーメンと鮭いくら丼のセットを食べながら、しらさんと色々とお話をしました。




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